テスラ、トヨタの試作EVのベース車はRAV4とレクサスRX
トヨタがさかんに今後の成長分野であるEV市場に食指を動かしているようだ。

すでにパナソニック製の電池を使い、独自の技術で自社製EVを開発中であることはご存知だろうが、さらに5月に提携した米国の電気自動車ベンチャー「テスラモーターズ」に2種の試作EVを造らせているのだ。


ブルームバーグの金融情報サイトによると、この2車種はどうやら「RAV4」と「レクサスRX」らしい。ベース車にクロスオーバーを選んだのは、テスラのバッテリーパックの重みに耐えられる車というのが理由だという。何しろバッテリーパックには6810個ものリチウムイオン電池が使われているのだ。

テスラの最高責任者エロン・マスク氏によれば、テスラの試作車は航続距離と加速力で同クラスのEVを凌駕するというが、これには中国製EVのBYD e6もカウントされているのだろうか。この中国の自動車メーカーBYDによるセンセーショナルな電動SUVの航続距離は、なんと驚異の330kmとされている。現在、e6は地元の深圳市で公用車として採用されるのみで、走行性能は実証しようがないが、もしテスラの試作車がこれをも上回るというのなら、相当な性能が期待できるのではないだろうか。当然、トヨタがテスラとの共同プロジェクトで掲げる「価格は350万円前後で、一回の充電につき航続距離は240km」のハードルはクリアしているだろう。

テスラの電気自動車RAV4とレクサスRXは、今月中にもトヨタ側に引き渡されるとされている。今後も続報をお送りするので期待してほしい。