テスラ、トヨタに「RAV4」と「レクサスRX」ベースの試作車を引き渡し
ロイターによると、アメリカの電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」は、トヨタ車をベースにした電気自動車の試作車2台を「今月中にトヨタに引き渡すことで覚書を交わしたことを明らかにした」とのことだ。

トヨタとテスラは、EVの共同開発における業務提携を今年の5月に発表。トヨタがテスラに対して総額5000万ドルを出資するということだった。
テスラのJBストローベル最高技術責任者が語ったところによると、今回作られる試作車はこの提携の「初期の結果が出始めている」もので、「トヨタ車とテスラの電気パワー・トレインを結合させたもの」であるそうだ。
具体的にどの車種で開発が進められているかについてはテスラの広報担当者は明らかにしていないが、「オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ」伝えるところによれば、それは「RAV4」と「レクサスRX」であると、「事情に詳しい人物が語った」という。テスラのバッテリー(1000個以上のノート・パソコン用リチウム・イオン・バッテリー)を積むためにはこれらの車種が適していたというのがその理由だ。

現在テスラが販売する唯一のモデル「ロードスター」は、ロータスから供給を受けるアルミ製シャシーにモーターとバッテリーを搭載したEVスポーツカーで、そのスタイリッシュなデザインと0-100km/h加速3.9秒という性能は、「カッコ良くて速ければEVもいいじゃないか」と考えるエンスージアストたちから注目を浴びている。
問題はロータス・エリーゼの2倍(約1000万円)にもなる販売価格(日本ではさらに高価で、1810万円と発表されている)。トヨタが車両を生産することで、もっと安価なEVスポーツカーが登場することを期待したいところだ。
例えば現在開発中である「FT86」をベースに、リアシート部にバッテリーを積んで「EV86」なんてどうだろう?
最大トルク40kgmを超えるFR車なんて面白そうではないか。


[Source :ロイターAutomotive News Europe]