アルファ ロメオ「MiTo」に、伝統のマークが付いた高性能版が登場!
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アルファ ロメオのコンパクト・モデル「MiTo」に、170psを誇る最強グレード「クアドリフォリオ ヴェルデ」が追加された。

既存モデル「MiTo 1.4T Sport」との違いは、吸気バルブを電子制御式油圧システムによってコントロールする「マルチエアエンジン」が搭載されていること。これは今年の3月に発表されたデュアルクラッチ式ATモデルのMiToにも採用されているが、そちらが最高出力135psだったのに対し、クアドリフォリオ ヴェルデには同じ1.4リッターながら170psを発生するハイ・パワー版が積まれる。ギアボックスは3ペダルの6速MTのみの設定だ。

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さらにもう一つ大きな違いは足回り。電子制御式の「ダイナミックサスペンション」が新たに採用され、これにより3段階で走行モードを切り替えられる「アルファ ロメオD.N.A.システム」は、サスペンションの特性も変えられるようになった。ホイールは18インチが標準となり、タイヤサイズは215/40R18になる。

この「クアドリフォリオ ヴェルデ」に付けられた価格は328万円。「1.4T Sport」よりも43万円高いが、これまでオプションだったフラウ製レザーシート(20万円)と18インチホイール&タイヤ(16万8,000円)が標準装備されていることを考えればお買い得と言えるだろう。もっとも、「アルファの4気筒エンジンは "ツインカム" でなければ!」と思っていた人は残念に感じるかも知れない(マルチエアはSOHCである)。

ボディ・カラーには赤・白・黒の3色が用意されるが、赤は初期のMiToに設定されていたソリッドの「アルファ・レッド」ではなく、「8Cコンペティツィオーネ」のようなメタリックの「アニバーサリー・レッド」となる。創業100周年を記念する特別色なので通常6万円のメタリックカラー・オプション料金はかからないそうだ。
ハンドルは右だけでなく左も選べるようになった。3ペダルの位置に拘る人には嬉しい配慮だ。

ちなみに「クアドリフォリオ ヴェルデ」とはイタリア語で「緑の四つ葉クローバー」という意味。戦前はレースでの勝利と無事に帰ることを願う「幸運のお守り」としてレーシングカーに描かれていたものだが、1970年頃から市販車の高性能版にもこの名前とバッヂが付けられるようになった。現在ではレースカーや高性能グレードではなくても、オーナーの好みによってフロント・フェンダーにこれが貼られたアルファは多い。もともと "幸運のお守り" なので、いわゆる "ステッカー・チューン" とは違うのだ。

ところで、3月に発表され7月に日本に来る予定だったデュアルクラッチATモデルだが、どうやら生産が大幅に遅れているらしい。お盆の帰省に乗って帰りたかった人には、気の毒だが間に合いそうもないとのこと。「たいそうお叱りをいただいています」とは販売店の方の話。
イタリア車に乗るなら、イタリア人のバカンスが終わるのを待てるくらいの広い心が必要なのかも知れない!?


「MiTo クアドリフォリオ ヴェルデ」についての詳しい情報は、公式サイトの専用ページから。