トヨタ、日産、ホンダの3社は、一部の車種でエアバッグの膨張装置に不具合が判明したとして30日、国土交通省にリコールを届け出た。


該当する車種には、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)内にガス発生剤を組み付ける作業が不適切なため、ガス発生剤の装填量が不足しているものがあるという。そうすると車両の振動でガス発生剤が粉状となり、エアバッグが開いたときにインフレータの内圧が異常に上昇して容器が破損、構成部品が飛び散って乗員を負傷させる恐れがある。改善措置として、当該インフレータを良品に交換する。

対象車はトヨタが「カローラ」「カローラフィールダー」「カローラランクス」「ガイア」「イプサム」「ブレビス」「マークⅡ」の計7車種で、2000年7月25日から2001年11月30日に製作された車両計5万738台。
日産が「キューブ」「エクストレイル」「セフィーロ」「リバティ」「ブルーバードシルフィ」「キャラバン」の計6車種で、2000年8月23日から2001年11月27日に製作された車両計3万5,964台。
ホンダが「ストリーム」「シビックフェリオ」「フィット」の計3車種で、2000年8月7日から2002年7月22日に製作された車両計2万4,522台。

この件は自動車解体業者からの情報で判明したというが、それはつまり解体された車両の中にガス発生剤が粉状になったものがあったということだろう。製造年からみてもまだ路上を走っている車両は多いはず。「エアバッグが開いたのに飛散した部品が眼球を傷つけ失明」などという事故が起きる可能性もあった。
各自動車会社と部品メーカーは「なぜ不適切な取付け作業が行われていたのか」を究明し、今後同様な問題が起きないようにしていただきたい。

なお、各メーカーのこの件に関する情報は、公式サイトの以下のページから。

トヨタ「カローラなど 7車種のリコール」

日産「旧型キューブなど6車種のリコールについて」


ホンダ「ストリーム、シビックフェリオ、フィットのリコール」