【レポート】トヨタ&ホンダ&日産のCEOの全報酬より、フォードのCEOの方が上!

フォード・モーター・カンパニーのCEOであるアラン・ムラーリー氏に対し、事実上"終身CEO"の資格が与えられたことに対して誰が文句を言えるだろうか。ムラーリー氏が赤字続きだったフォードの経営を再建した結果、昨年フォードは米自動車大手3社の中で唯一経営破綻を免れたのだ。それが成功報酬として給料に反映されるのは当然のことだろう。

ムラーリー氏が2009年の報酬として受け取った金額は、給料とボーナスを合わせて約16億円。これはトヨタ日産ホンダのCEOが得た報酬の合計金額をはるかに上回るという。


トヨタの社長である豊田章男氏の昨年の報酬は約9800万円で1億にも届かない。また、ホンダの伊東孝紳氏は約1億1500万円で、日産のカルロス・ゴーン氏は日本の自動車大手の中で最も高い約8億9100万円だと言われている。

アメリカの自動車メーカーの管理職が、日本の自動車メーカーの管理職よりも高額な報酬を受け取っていることに今さら驚きもしないが、現在のデトロイトでこれほどの金額を稼いでいるのはムラーリー氏ただ1人だろう。

なぜなら、ゼネラル・モーターズクライスラーのCEOは、会社が政府による救済を受けているため報酬が制限されているのだ。しかしアメリカではムラーリー氏の報酬をもってしても、どこかの金融機関の幹部クラスが手にする90億円以上ともいわれる報酬には遠く及ばない。まったく、恐ろしい世の中だ。