アバルト、今後はアルファ ロメオのチューニングも!
フィアット車のチューニングで有名な「アバルト」が、今後はアルファ ロメオのチューンも手掛けることを計画しているようだ。

アバルトで販売戦略部門のトップを務めるアントニーノ・ラバテ氏が、イギリスの自動車雑誌「AUTOCAR」に語ったところによると、アバルトは「フィアット車だけでなく、アルファ ロメオのいくつかのモデルにも専用パフォーマンス・キットの製作を計画している」とのこと。アルファ ロメオのコンパクト・モデル「MiTo」には高性能版の「クアドリフォリオ」があるが、そこには「まだ他に多くの可能性がある」という。
また、ラバテ氏はフィアット車ベースではないアバルト独自のモデルが開発中であることを認め、それは今後2年以内に発表される見込みだ。「AUTOCAR」によると、このモデルは「マツダ・ロードスターのライバルとなることが期待されている」が、ラバテ氏は「その開発にロータスが関わっているという推測を否定した」とのこと。

1949年トリノに設立されたアバルトは、主にフィアットの小型車をベースにしたレーシング・カーの製作やエンジン・チューンで伝説的な存在となった。トレードマークのサソリのエンブレムを付けた「小さくて速いクルマ」は数々のレースで勝利を挙げている。
1971年にフィアットに合併され、以後は同社のモーター・スポーツ部門としてラリー・カーの開発などを担当すると同時に、いくつか市販モデルのチューニングを手掛けていたが、80〜90年代には単なるドレスアップ・モデルにアバルトの名を付けて売られていたものも少なくなかった。
アバルトが独立したブランドとして復活したのは2007年。現在ではフィアット500とプント・エヴォのアバルト・バージョンが、フィアットとは別の独自のディーラーで販売されている。

アルファ ロメオとアバルト、どちらも過去のモーター・スポーツにおける活躍から、輝かしい栄光で彩られたブランドだ。イタリア車好きの気持ちをくすぐるダブル・ネームの誕生となるわけだが、それゆえ掛かる期待はあまりに大きい。アバルト・マジックがどれだけそれに応えるクルマ作りを可能にするか、まずは楽しみに待ちたいところ。

それにしても、2009年発表の「アバルト695 トリビュート・フェラーリ」といい、今年になって作られた「アルファ ロメオ MiTo for マセラティ」といい、最近フィアットは傘下のブランドをダブル・ネームとして組み合わせるビジネスに熱心だ。どれもエンスージアストたちの心を掴むツボを押さえた仕上がりになっているから始末が悪い!?

[Source :AUTOCAR]

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