Smoking Tireが配信したフェラーリとフォードのレトロなスーパーカーを映したビデオは下をクリック

レースや車が好きな方、もしくはクラシックカーに目がないという方は、フォードGT40の由来を知っておくのも悪くないだろう。時はさかのぼること1960年代初頭、フェラーリは6年連続してル・マン24時間レースで優勝を飾っていた。そんな時、当時フォード・モーター・カンパニーの会長だったヘンリー・フォード2世が、その強さを手に入れようとフェラーリとフェラーリのレーシングチームを買収する計画を立てた。



買収交渉は一見順調に進んでいたが、頑固なことで有名なエンツォ・フェラーリが最終的な買収条件を受け入れず、土壇場になって契約を撤回してしまったのだ。怒りに満ちたフォードは、腹いせにフェラーリを完膚なきまでに打ち負かすという明確な使命をGT40に与える。その結果、フォードは見事、4年連続でル・マン24時間レースの王者に輝いたのだ。

では、ここで今回のビデオをご紹介しよう。これはネット上で車に関するビデオを配信している「Smoking Tire」が公開したもので、カリフォルニア州マリブ郊外の山道でフェラーリ250GTOとフォードGT40をドライブするという内容だ。ちなみに、フェラーリ250GTOは1960年代、FIA GT世界選手権で数多くの勝利を収めていたため、ル・マン24時間レースには出場してはいない。しかし、それは特に関係ないだろう。なぜならこのビデオに登場しているGTOは本物ではないからだ。正真正銘のフェラーリではあるが、365 GTB/4 デイトナの車体に手を加えているだけにすぎない。それにGT40と呼んでいる車も実はオリジナルではなく、復刻版の2005年型フォードGTである。

しかし、これらの事実を知ったところで、このビデオの素晴らしさは変わらない。Smoking Tireのマット・ファラが人生最高のドライブを楽しむ様子を、ぜひ実際にビデオで見て欲しい。