東京モーターショーにも展示されていたスポーツ・トライク「T-REX」。今回の「東京スペシャルインポートカーショー」では、埼玉県の「クリスタルオート」が高性能版「T-REX 14RR」を出品していた。

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標準モデル「14R」との違いは、ELKA製フルアジャスタブル・サスペンションやRAYS製鍛造アルミ・ホイールを装備すること。またステアリングのギア比が変更され、冷却システムの性能も向上しているそうだ。パワー・トレインに変更はなく、14Rと同様にカワサキ製1352cc4ストローク並列4気筒エンジンを積む。

今回展示されていた「14RR」は、カーボン・ファイバー製のボディ・パネルを装着していた。これは「AERO 3S」というメーカーがT-REX用に製作したボディ・キットだそうだが、「このショーにようやく間に合ったばかり」なので、まだ完全にはフィッティングされていないとのこと。きちんと取り付ければ、もっと一体感のあるものになるらしいが、それほど高い精度で作られているわけではないので(というか、結構ルーズに作られているらしい)、完璧に装着するにはかなりの時間と手間がかかるそうだ。
特徴はいかにもダウン・フォースが発生しそうなフロント周りと、ガルウイング・スタイルのドア。そもそも、このクルマにドアが必要かどうかは意見が分かれるところだろうが、これを閉めたところでそれほど雨や風がしのげるわけでもないらしい。空力性能の向上は見込めそうだが、それはまだこれから確認することになるという。全てカーボン・ファイバーで作られているため、価格は「1千万を超える」そうだが、このボディ・キットにはもっと安価なFRP製や "カーボン・ルック" のものもあるそうだ。

T-REXには今後、ハーレー・ダビッドソンのVツイン・エンジンを搭載したニュー・モデルの登場が予定されているそうで、発売は今年の秋くらいになりそうだとか。
現在発売中のモデルと価格は、ベーシックなT-REX 14Rが660万円。T-REX 14RRは735万円で世界限定50台とのこと。「クリスタルオート」には試乗車が用意されているそうなので、興味がある方は、クルマともオートバイとも異なる運転感覚を一度体験してみてはいかがだろうか。