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自動車メーカーにとって公道走行可能なレーシングカーを開発することは危険な賭けだ。かつて"公道を走るF1マシン"と呼ばれた「カパロ T1」は試作車両にトラブルを抱え、生産化することが出来なかった。

今回紹介するスペイン新興メーカーのa.d. Tramontara社が手がけた公道走行可能なレーシングカー「トラモンターナ」も、約5400万円という価格に買い手がつかず、販売に苦戦しているとのことだ。

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スペインのメディアによると、同社はレース市場への参入を目指し、これまで採用していたメルセデス・ベンツ製V12ツインターボエンジンをコスワース製V10エンジンに変更する準備があるという。

イギリス老舗エンジンメーカーのコスワース社は、F1チームへのエンジン供給元として知られており、現在ではウィリアムズ、ロータス、ヒスパニア・レーシング(HRT)、ヴァージン・レーシングに2.4リッターV8エンジンを提供している。また、他のレースシリーズや一般車両用エンジンの開発経験も豊富に持っている。

長年の技術が詰まったエンジンを搭載し、公道を駆け回る"野獣"から、サーキットを駆け抜ける"競走馬"へと変貌を遂げる「トラモンターナ」に、今後も注目したい。