「リバティーウォーク」
が製作したカスタム・ランボルギーニは、ヒップ・ホップ・ミュージシャンの「S.H.O」とコラボレート。会場にはS.H.O本人が姿を見せ、3rdアルバム「ENERGY」のプロモーションを兼ねてフォト・セッションが行われた。

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鮮やかなライム・グリーンのムルシエラゴは、リバティーウォークによるランボルギーニ用カスタム・ブランド「LBパフォーマンス」のパーツを装着。左右に広がったフロントのインテークや、拡大されたサイド・スカート後方のダクトなど、一見「ムルシエラゴ LP640」の様だが、ベース車は2006年までに生産されたいわゆる前期型とのこと。リア・ウイングは、空力を優先させたGTウイングではなく、ボディのデザインと一体感のあるものが付けられている。
このことからも分かる通り、フェラーリによく見られるようなモーター・スポーツのフィールドを意識したモディファイの方向とは異なり、LBパフォーマンスのムルシエラゴはあくまでもストリートを棲息地とすべくデザインされているようだ。最後までレース参戦を認めなかった創立者フェルッチォの遺志を汲む、ランボルギーニに相応しいスタイルと言えるかも知れない。

ストリートを舞台とするのはヒップ・ホップ・ミュージックも同様。S.H.Oは日本人として初めてアメリカの「The Source Magazine」に載ったという、新進気鋭のラッパーだ。16歳のときにアルペン・スキーの日本代表に選ばれた頃から「スピードの出るものが大好き」だそうで、22歳の時に大怪我を負ってスキーを辞めてからは、"クルマ"と"ビート"でスピードを表現するようになった。

こんなランボルギーニが欲しいと思う?と尋ねてみると
「今は音楽に全てを注ぎ込んでいるから(今のところは所有したいと)思わないけれど、いつか成功したら、持ちたい」と答えてくれた。
今後はスーパーカーが画面に登場するPVの制作なども構想されているそうなので、リバティーウォークとのコラボレーションはこれからも続きそうだ。
この日、会場でも3rdアルバムのリード曲「EVEN IF ENDS feat. AZ ONE」が鳴らされていた。音楽については聴いていただくのが一番だから、少しでも興味を持った方は、ぜひ公式ブログをご覧いただきたい。数曲のPVが観られるはずだ。

リバティーウォークのランボルギーニ・ムルシエラゴに話を戻すと、装着されているパーツはフロント・バンパー・スポイラーとリア・バンパー・スポイラーが各69万円、サイド・スカートが58万円、リア・ウイングが38万5,000円など。フロント19インチ、リア20インチのホイールは54万円。展示車両はマフラーや内装、ブレーキにまで手が入れられていた。ちなみにこのボディ・カラーは「リバティー・グリーン」と呼ぶそうだ。

サーキットよりもストリートが似合うスーパーカー、ランボルギーニ。F1参戦なくしては存在意義を失うフェラーリとは、そのあたりが好みの分かれるところだろう。