かなり興味深い噂が流れている。クリス・バングルが自動車デザイナーとして復帰するのではないかという噂だ。どうやらバングル氏は以前の雇い主を訪問したようだが、だからといってBMWのニューモデルを手掛けるのだろうかという期待はしないでほしい。自動車情報専門サイト「Caradisiac」の記事によると、これからさらに世界に市場を広げていこうとしているフィアットに、バングル氏が復帰すると伝えている。


その噂はまんざら嘘とも言い切れない。バングル氏は1991年にBMWに移籍する前、フィアットのデザイン部門に在籍していた。そこで経験を積み、クーペ・フィアットなどのデザインを手掛けて一躍有名になったのだ。しかし、渦中のバングル氏は自動車業界に復帰することについて未だに何一つ語ってはいない。

今のところ我々は、希望的観測を持ってこの噂の行方を見守るしかない。現在フィアットは、スタイリッシュな車を次から次へと生み出すことに特に問題はかかえていないが、傘下のクライスラーの再起を図る上でバングル氏のような有名デザイナーに声をかけたとしても不思議ではない。そしてなにより、彼の非競争契約の期間はこの3月に終わっているはずなので、どこに次の一歩を踏み出そうがバングル氏の自由なのだ。