メルセデス・ベンツの「ガルウイング」が新旧そろってメキシコに出現!

カレラ・パンアメリカーナのルートをたどるメルセデス・ベンツの新旧「ガルウイング」の高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

今から半世紀ほど昔、モータースポーツ界では長距離ラリーが熱狂的な人気を集めていた。時には国境を越えて大陸を横断し、果てしなく走り続けるスポーツカーの美しい姿に、人々は心を奪われたものだ。

その中でも特に有名なものといえば、ミッレミリアやタルガフローリオといったイタリアで開催されたレース。そしてもう1つは、メキシコで開催されたカレラ・パンアメリカーナだ。カレラ・パンアメリカーナは1950年に初めて開催されて以来、世界で最も危険なレースとして世間に広く知られるようになる。



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そんな中、1952年にカレラ・パンアメリカーナで見事に優勝を果たしたのはメルセデス・ベンツ300SL、通称「ガルウイング」に乗ったカール・クリングとハンス・クレンクであった。しかし、この車が歴史に名を残したのは、単に優勝を遂げたからだけではない。なんと、レース中にコンドルと衝突してクレンクが頭に重傷を負い、車体にも大きなダメージを受けた末の優勝だったからだ(写真にあるフロントガラスの柵は、事故防止のために急きょ取り付けられたもの)。さらに、もう一台の300SLも2位となり、メルセデスがワンツーフィニッシュを飾ったことも印象的だった。

その後、1954年にカレラ・パンアメリカーナは一旦その幕を閉じた。だが、ミッレミリアがクラシックカー・ラリーとして復活したように、コンドルと衝突したオリジナルの「ガルウイング」も、最新の「ガルウイング」であるSLS AMGを伴って、カレラ・パンアメリカーナに復活を果たしたのだ。

私の隣では我らがAutoblogの編集責任者が思い出に浸っている。どうやら、300SLには古き良き時代を思い出させる魅力があるようだ。このイベントを伝える写真の第一弾が我々の元に届いているので、ぜひ皆さんにもご覧いただきたい。

さらに詳しく知りたい方は、プレスリリース(英語)をどうぞ。




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