ツインターボディーゼル搭載のアウディ「R15 プラス」が登場! 改良されたフロントに注目

2010年型アウディ「R15プラス」

ル・マン24時間レースが開催される6月まではまだ時間があるが、アウディはすでにツインターボディーゼルエンジン搭載のレーシングカー、「R15 TDI」の性能向上に着手している。

昨年11月にLMP1クラスのルールが変更され、レースに参戦するマシンは直径が縮小されたエアレストリクターや、性能を抑えたスーパーチャージャーを使用しなければならなくなった。

各マシンのレベル均一化を図るために決められたルールだが、ディーゼルエンジン搭載のレーシングカーが優勢になることを避けるのが狙いだと見られる。アウディによれば、同社はこれらの変更を受け、エアロダイナミクスやダウンフォースのさらなる性能向上に力を注いだという。

その結果、誕生したのが新型「R15プラス」だ。車のフロント部分が新しく設計し直され、フロントノーズが2つに分かれるデザインとなっている。R15プラスには、新しいエアロダイナミクスや改良されたクーリングシステムと燃料タンクシステムが装備されており、すでにアメリカではテストが始まっている。その後はル・マン耐久レースが開幕する前に、ヨーロッパで細かい微調整を含むテストを行うようだ。

マシンに搭載される5.5リッターのエンジンについては、依然として約598ps以上の馬力を発揮するとアウディは語っている。去年のR15がどんな外観だったか思い出せない人は、ここをクリックして今年のマシンと見比べてみよう。公式プレスリリース(英語)もチェックしてほしい。