フォルクスワーゲンのiPhone用「エコ・レース」ゲーム
フォルクスワーゲンからiPhone&iPod Touch用ゲーム「Volkswagen Think Blue. Charange」がリリースされた。フォルクスワーゲンのプロモーションとしての役割を担っているので価格は無料。といっても、単なる宣伝アプリではなく、なかなか楽しめるレースゲームに仕上がっている。
そして、レースといえどもこのゲームで競うのはスピードではなく燃費。限られた燃料でどこまで走れるかを競うエコ・レースだ。


プレイヤーはまず自分がドライブする車種を選択する。選べるのは当然フォルクスワーゲン車で「ポロ」と「ポロ・ブルーモーション」が用意されている。高得点を狙うために、選ぶのは当然ブルーモーションだ。
日本では販売されていない「ポロ・ブルーモーション」とは、要するに環境性能を高めたポロである。1.2リッター直列3気筒ターボ・ディーゼルを搭載し、ハイ・ギアードな5速MTとアイドリング・ストップ機能、回生ブレーキなどの組み合わせで、燃費は欧州複合モードで30.3km/リッター、CO2排出量87g/kmを達成している。トヨタ・プリウスがそれぞれ25.6km/リッターと89g/kmだから、なんとハイブリッド車に負けないどころか、勝っているのだ。単なる "ゲーマー" ではない "クルマ好き" ならば、以上のような実車のスペックを一応頭に入れておいて、ゲームをスタートしよう。



ゲーム画面はよくあるタイプのレースゲームとあまり変わらない。ステアリング操作はiPhoneを傾けて行う。フォルクスワーゲンからは「シロッコR」を使うレースゲーム「Scirocco R 24H Challenge 3D」も出ているが、この「Think Blue. Challenge」はそれと異なり、省燃費走行に重要なアクセルペダルを踏み込む量を調節可能。

高スコアを出すにはエコドライブに関する知識とそれに基づいた運転操作が必要で、ゲームを楽しみながらそれらを身につけることができる。ゲームは、あらかじめ与えられた燃料をきらさずチェックポイントまで走り切ればステージ・クリア。無事チェックポイントに到達すると燃費に関する三択クイズが出題され、正解するとさらに燃料が補給され、走行可能距離が延びる。ガス欠で止まってしまえばそこでゲーム・オーバーだ。

基本は、ゆっくり加速し一定の速度をなるべく保つことだが、直線では我慢するだけのようなエコドライブも、例えばゆるいコーナーでは、いかに速度を落とさず(落とすと再び加速するときに燃料を多く消費するから)、最短のラインで抜けるかがポイントとなる。つまりこれも一種のモータースポーツであるということが実感できるだろう。それはポロ・ブルーモーションの外観にも現われていて、空力を追求したエアロパーツと10mm落とされた車高は "スポーティ"で魅力的。日本で買えないのが残念だ。

ゲームを通して学べる省燃費テクニックは、実車をドライブするときにも、もちろん役立つ。iPhoneかiPod Touchをお持ちの方は、ぜひ参戦してみて欲しい。

[iTunes store:Volkswagen think Blue,Challenge ]
※iTuneが開きます