ロータスは、イギリスのエンジンビルダー「コスワース」と、ロードカーおよびレースカー用高性能エンジンの開発において、新たに提携を結んだと発表した
この契約には、現在ロータスのスポーツカーに採用されているトヨタ製エンジンをコスワースがチューンしロータスに供給することや、トヨタ製パワートレインをベースにモータースポーツで使用するレース用エンジンをコスワースが組み上げることなどが含まれる。
最初はロータス・エヴォーラ・カップのV6エンジンからこの協力関係は始まり、その後レースカーのみならず、一般道向けロードカーの高性能版にもコスワース・チューンのエンジンは搭載される予定だ。

ロータスとコスワースといえば、1967年のF1オランダGPで、デビュー戦にして優勝を飾ったロータス49とコスワースDFVエンジンの組み合わせを思い出す人も多いだろう。数々のチームにカスタマー用エンジンとして供給され、F1の世界で通算176勝を記録したコスワース・エンジンは、2006年で一度F1から姿を消すが、今季はFIAとの契約のもと4チームが使用することになり、その中にはともにF1復帰となるロータスの名前も含まれる。

レースで培われたコスワースの技術は、各メーカーが市販車用エンジンの高性能版を開発する際にも頼りにされ、最近ではスバルUKが「インプレッサ WRX STI」のコスワース・チューン仕様を発売すると発表したばかりだ。

フェラーリやポルシェなどと異なり、ロータスは他社から供給を受けたエンジンを自社のスポーツカーに搭載して販売することが多く、これまでフォードやルノー、いすず、ローバーなどのエンジンが各モデルに採用されてきた。現行車種にはトヨタ製ユニットが搭載されているが、その辺りには不満を覚えるオーナーも少なくないようで、中にはホンダのタイプR用エンジンに換装してしまう人もいるくらいだ。
コスワースなら、技術はもちろん歴史や伝統も含めたブランド・イメージからも、訴求力は高いと思われる。
あとは復帰したF1で「ロータス・コスワース」の名前に泥を塗ることにならないように、活躍を祈るばかりだ。

[Source : Lotus]


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