アルファ・ロメオ MiToにデュアルクラッチ・トランスミッションが!
アルファ・ロメオに待望のデュアル・クラッチ・トランスミッションが搭載される。 「ITALIASPEED」によると、その「Alfa TCT」と名付けらた新型ギアボックスはまずMiToに採用され、ジュネーブ・モーターショーで公開されるという。

フォルクス・ワーゲンが「DSG」として先鞭を着けたこのタイプのギアボックスは、名前の通り2系統あるクラッチそれぞれが偶数段と奇数段を受け持ち、常に次のギアをつないだ状態で待機しておくため変速が瞬時に完了し、トルクコンバーターの滑りによる伝達ロスが生じないため燃費にも有利である。
フィアット・パワートレイン・テクノロジーが開発した「TCT」は、乾式クラッチを採用した6速。湿式クラッチ・タイプよりも滑りが少なく高効率であるとされている。これにアイドリング停止機構「Start&Stop」を組み合わせ、さらなる燃費の向上を図る。
アルフィスタなら正直なところ、燃費やCO2排出量削減というところより、クラッチを踏むわずらわしさから解放されながらも、ダイレクトで素早いギア・チェンジが可能というところに魅力を感じる人が多いだろう。
あるいは、現在では3ペダルのMTしか用意されていないMiToに、AT限定免許でも乗れるTCTが設定されれば、運転しやすいファミリー・カーとして購入の道が開けると喜ぶ人もいるかも知れない。

ただし、ここで思い出して欲しいのが "シングル・クラッチ" タイプの2ペダルギアボックス「セレスピード」が登場した初期のこと。クラッチトラブルで泣いていた人があなたの周囲にもいなかっただろうか?
ましてや乾式クラッチは湿式のそれよりも耐久性の面で不利と言われている。
今までのアルファがそうだったからといって今度のMiToも "そうである" とは限らないが、「とりあえずしばらく評判を見てから」と様子見を決め込んでも、きっとアルフィスタたちはあなたを責めはしないだろう。

[Source: ITALIASPEED]