ケン・ブロックがパストラーナに競り勝ち、「100エーカー・ウッド・ラリー」の5連覇達成!

ケン・ブロックを「100エーカー・ウッド・ラリー」優勝に導いたフォード・フィエスタの高解像度ギャラリーは下をクリック

「DCシューズ」の創設者でもあるケン・ブロックが、米国ラリー選手権の第2戦「100エーカー・ウッド・ラリー」で優勝を飾った。ただ、これはただの優勝ではない。5年連続制覇という偉業を達成したのだ。

彼は、今年からマシンをそれまでのスバルからフォードフィエスタにスイッチしたが、このレースとの相性の良さを発揮。そしてブロックとコ・ドライバーのアレックス・ゲルソミーノは、このフォード・フィエスタで、所属するモンスターエナジー社の「モンスターワールドラリーチーム」に、オープンクラスでの優勝をもたらしたのだ。

しかし、今年の戦いは決して楽なものではなかった。3つ巴で争われたレースは、最後まで息の抜けないデッドヒート。ブロックは、初日のデイ1でトラブルに見舞われ、デイ2を「スバルラリーチームUSA」のトラビス・パストラーナに1分以上の遅れを取ってのスタートだった。

デイ2でフォードは好調な走りを見せたものの、パストラーナもそれを上回るペースを維持。また、三菱ランエボXで参戦したアントワーヌ・エルスタージュも、ブロックを凌ぐ速さで快進撃を見せた。ちなみに、エルスタージュは、現在34ポイントをゲットして「ラリー・アメリカ・チャンピオンシップ」のトップに立つドライバーだ。

しかしその後、首位の座を維持していたパストラーナは、走行中に左リアのコントロールアームに破損が生じて後退。エルスタージュはタイヤのパンクや水たまりの横断時の視界不良に悩まされた。その結果、快走を続けたブロックがエルスタージュを20秒引き離して見事に1位でフィニッシュ。レッドブルからモンスターエナジーへと移籍した今年も、このレースで勝利を上げたのだ。

また、プライベーターとして参戦したウィリアム・ベーコンは、2006年モデルの三菱ランエボIXで3位に食い込み、合計28ポイントで現在「ラリー・アメリカ・チャンピオンシップ」2位につけている。「スバルラリーチームUSA」から2010年型スバル インプレッサWRX STIで参戦したデイブ・ミラは4位に入り、自己ベストを達成している。

次のラリー・アメリカは、4月24、25日にワシントン州オリンピアで開催される「オリンポス・ラリー」となる。「100エーカー・ウッド・ラリー」の詳しい結果はプレスリリース(英文)をチェックしてほしい。