世界で一番恐ろしい道? 死が渦巻くアフガニスタンの交通事情を紹介!

アフガニスタンを車で移動? 悪いことは言わないから、それだけはやめた方がいい。アルカイダに捕まったり、タリバンによる自爆テロの巻き添えになったりする可能性があることも理由の一つだが、オートブログ的には、ドライビング面での話だ。

今回は、カブールからジャララバードへ続く道の危険な状況をレポートしよう。

高地を走る同国の道は、カーブや急なアップダウンがあるというのに、お粗末なカードレールしか付いていない。その上、道路は穴だらけ。元々、こういった道路は60年代に旧西ドイツによって建設されたものだが、その後、80年代に旧ソ連によって爆破されてしまい、今もそのままなのだ。

90年代には、タリバンがアフガニスタンを支配したが、道路に無数にある穴の修復は一向に進んでいない。さらに、アフガンの人々を守るために救世主として乗り込んできたはずのアメリカ軍も、爆弾を落として破壊はするが、道路の舗装には取り組んでいない状況。つまり、アフガニスタンの道路は、普通の人がイメージする道路とは、大きな違いがあるのだ。

さらに、道路より怖いのは、大部分のアフガニスタン人が運転免許証さえ持っていないこと。地元のある魚売りは、「1日中ここに座っていれば、事故なんてしょっちゅう見るよ。歴史が証明している通り、アフガンの人々は荒っぽい。だから安全運転なんてできない」と語っている。こちらが、努力しても避けられない事故が頻繁にあるようだ。

さらに極めつけはこれ。交通の危険を知らせてくれるのは、信号ではなく、近くの貧しい村に住んでいる子どもたち。それも、しっかりとした判断能力のなさそうな4~5歳の幼児であることも多い。彼らは信号の代わりに道のカーブ付近に立ち、つぶれた緑色のスプライトのペットボトルを旗代わりに振って、ドライバーに合図するのだ。

壊れた道と免許のない運転手、さらには子供の信号とどれをとっても信用できるものはない。安全という言葉からかけ離れたアフガニスタンのドライブは本当に避けた方がいいだろう。