ロータス「T127」の高解像度ギャラリーは下の画像をクリック、ビデオはここから

今から約15年前にF1界から姿を消した伝説的なチーム「ロータス」の名前が新マシン「ロータスT127」と共にF1に帰ってくる。しかし、復帰するのはあくまでもロータスという名前だけ。というのも、今季からF1に新規参入するロータスF1レーシングは、自動車メーカーであるグループ・ロータス社とは一切提携を結んでいないのだ。

とはいえ、チームを支援しているマレーシアの自動車メーカー、プロトンがロータスのオーナーであることを考えると、まったく無関係だとは言い切れない。それにロータスF1レーシングは、ロータスの名を使用する権利をデビッド・ハントから正式に得ているのだ。ちなみに、デビッド・ハントは、76年にF1でチャンピオンに輝いたジェームス・ハントの弟。

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ロータスF1レーシングは新生チームだが、ベテランが顔を揃えている。テクニカルディレクターはトヨタやルノーで活躍したマイク・ガスコインが務め、ドライバーにはヤルノ・トゥルーリとヘイキ・コバライネンが起用されている。チームの本拠地は、イギリスのノーフォーク州にあるレーシング・テクノロジー・ノーフォーク(RTN)で、ここは2003年のル・マン・シリーズで優勝を果たしたベントレー・スピード8が開発された場所でもある。

しかし一方で、主要なスポンサーが見つからず、資金不足が懸念されている。今回披露された新マシン「ロータスT127」で、幸先いいスタートを切りたいところだろう。T127はご覧の通り、1960年代のチーム・ロータスを象徴するグリーンとイエローの2色がボディに施されている。また、同じ頃に大活躍したマシン「ロータス49」にフォード・コスワースDFVエンジンが搭載されたように、T127にもコスワースのV8エンジンが採用されるという。

同じロータスという名前でも、新生チームにはチーム・ロータスと同じ結末を辿ってほしくはないものだ。チームについて詳しく知りたい方のために、ロータスF1レーシングの公式サイト(http://www.lotusracing.my/)を紹介しておこう。また、先日シルバーストーンで行われたシェイクダウンの様子を映したビデオもあるので、ぜひチェックしてほしい。