フィジケラとアレジが、フェラーリのマシンでル・マンのGT2クラスに参戦!

フィオラノでAFコルセのフェラーリF430 GTCをテストするジャン・アレジの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

世界には、F1レーサーさえ魅了するレースが数多くある。中でも、ルマン・シリーズはその代表格と言えるだろう。元F1レーサーであれば、最上位クラスのLMP1からの参戦が主だが、時にはGT1クラスに見慣れた名前を発見することもある。だが、今年はなんとGT2クラスに大ベテランの名前が刻まれていた。それはジャンカルロ・フィジケラとジャン・アレジの2人だ。

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14年間のキャリアの中で6つのチームを渡り歩いたフィジケラは、昨シーズンにフェリペ・マッサの代役としてフェラーリから出走していた。その結果、今シーズンはフェラーリのテストドライバーを務めることが決定している。その後も、フェラーリの承認を得て他チームのレースシートを狙っていたものの、いつフェラーリに呼び戻されるか分からないフィジケラに興味を示すチームはなかった。

そして彼は、欧州で行われるル・マン・シリーズにフル参戦することを決めたようだ。所属チームはフェラーリマセラティと深い関わりを持つAFコルセで、マシンはフェラーリF430 GTCだ。長年F1で活躍してきたフィジケラにとって、スポーツカーレースへの挑戦はいい刺激となるに違いない。

一方、フィジケラのパートナーを務めるジャン・アレジは、昨年10月にAFコルセのフェラーリF430 GTCのテストを終えている。95年のカナダGPで優勝を飾ったアレジはイタリア人に絶大な人気を誇り、F1引退後もスピードカーシリーズやDTM(ドイツツーリングカー選手権)などでその才能を発揮していた。

アレジとフィジケラをサポートするのは、トニ・ビランダー。彼はフィンランド出身のドライバーで、FIA GT選手権のGT2カテゴリーで2007年、2008年と優勝に輝いている。

AFコルセはこの他にも2台のF430 GTCをル・マン・シリーズに投入する予定で、そのうち1台は、元F1ドライバーのジャンマリア・ブルーニとブラジル出身のジェイム・メロがハンドルを握る。もう1台は、アルゼンチン出身のルイス・ペレス・コンパンクとマティアス・ルッソとなっている。

さらに詳しく知りたい方は、プレスリリース(英語)に目を通してほしい。フィジケラとアレジは、ル・マン・シリーズでどのような走りを見せてくれるのだろうか? 

開幕戦は4月11日にフランスのポール・リカールで開催される予定だ。