フェラーリF10の発表で沸くマラネロの街には、あのミュージシャンの姿もあったようだ。
エリック・クラプトン。「スロー・ハンド」の異名を持つ言わずと知れた世界的ギタリストであり、またフェラーリ・エンスージアストとしても有名である。
Ferrari.comでは、彼の語る「フェラーリ・ミュージックの魅力」や「名曲と名車を産み出す共通点」について、日本語で読むことが出来る。また、そのとき行われたインタビューがFerrari.TVYouTubeのフェラーリ公式ページで放映中だ。

一説によるとクラプトンは、元ビートルズの "親友"ジョージ・ハリスンの影響で最初のフェラーリを購入したという。ジョージの買ったフェラーリ330GTCを見たクラプトンは、すぐさま同じクルマを手に入れること決意。だがこの時、実は彼はマニュアル・ギアボックスのクルマを運転したことがなかったそうだ。後にクラプトンは「買ってからフェラーリで運転を練習した」と語っている。


その後すっかりフェラーリに魅せられたクラプトンは、今までに数々のモデルを所有して来た。そのコレクションはヒストリックカーから現行モデルまで多岐に亘るという。
最近では599GTBフィオラーノでビバリーヒルズのレストランを訪れたときに撮られた写真が雑誌に掲載されたこともあるし、6リッターV12を積むスーパー・フェラーリ "エンツォ" が発売されたときには、ルカ・ディ・モンテゼーモロ社長に直接電話をかけて注文、納車の時にはイタリア・マラネロまで赴き、自らの運転でイギリスまで乗って帰ったという逸話が残されている。今回マラネロを訪れたのは6年ぶりとのことだが、前回の訪問はこのエンツォを引き取りに来たときだったのかも知れない。

また、クラプトンがかつて所有していた250GTルッソは、マテルの「ホット・ウィール」シリーズから「エリック・クラプトンのフェラーリ」としてモデルカー(1/18スケール)が発売されている。これはイギリス仕様の右ハンドルで、シルバーグレーのホディカラーに赤い内装が特徴だ。ちなみに5,000台の限定発売である。

ただし、クラプトンのフェラーリ・コレクションは度々入れ替わっているようで、2007年にはイギリスの中古車情報サイト「Auto Trader」において、彼が3年間所有し17,000マイルほど走行した550マラネロが、56,995ポンドで売りに出されたこともあった。価格を見る限り、特にプレミア価格というわけでもなさそうだ。クラプトン所有のギターならこれより高値が付くものがいくらでもあるだろう。
"音" に拘る彼の550マラネロには、高性能と快音で日本でも有名な「Tubi Style」のエキゾースト・システムが付けられていたそうである。フェラーリ・オーナーの方はご参考までに。


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