写真左から: USF1スポーティング・ディレクターのピーター・ウィンザー、アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キネチネル大統領、ホセ・マリア・"ペチート"・ロペス

今シーズンからF1に参戦する新チームのUSF1。この数カ月いろいろな憶測を呼んでいたが、ようやく1人目のドライバーが正式に発表された。"ぺチート"の愛称を持つアルゼンチン人ドライバーのホセ・マリア・ロぺスだ。

このニュースが、アルゼンチン大統領より直々に発表されたことから、ロペスがアルゼンチン政府の多大な援助を受けてF1のシートを獲得したことがうかがえる。

約40年ぶりに誕生したアメリカをベースとするF1チーム、USF1は当初、アメリカ人ドライバーの起用を検討していると言われていた。しかし、今シーズンF1新規参戦を予定している他の3チーム同様、最終的に支援スポンサーをバックに持つドライバーと契約を交わすこととなった。

とは言え、ロペスの実力が不十分というわけではない。初のF1参戦となるロペスだが、ルノーで3年間テストドライバーを経験している上、フォーミュラ3000やGP2などでも実績を持っている。 これまでもアルゼンチンからは、デ・トマソやファンジオ、ロイテマンなど、多くのF1ドライバーが誕生している。24人目のアルゼンチン人ドライバーとなるロペスの活躍にも期待がかかる。なお、2010年のドライバー一覧最新情報を見ても分かるが、ルノーやカンポス、USF1にはまだ1シートの空きがある。

また、レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソは、2009年イギリスF3チャンピオンのダニエル・リチャルド(オーストラリア出身)と2007年ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0チャンピオンのブレンドン・ハートレー(ニュージーランド出身)をリザーブドライバーに起用すると発表した。2人は今シーズン、レースごとに交代で両チームのリザーブドライバーを務めることになる。

ホセ・マリア・ロペスの詳細は、USF1のプレスリリース(英語)をチェックしてほしい。