シーズンオフのF1の楽しみは、ドライバーの"人事異動"といえるだろう。昨シーズンは入れ替わりが少なかったものの、今年は逆に顔ぶれがガラリと変わっている。2010年のシーズンのスタートを前に、最新情報をお届けしよう。

まずはザウバー。マクラーレンで7年間テストドライバーを務めてきたスペイン人のペドロ・デ・ラ・ロサが正ドライバーに起用されることが先日発表された。

デ・ラ・ロサと対照的なのが、ドイツ人ドライバーのニック・ハイドフェルド。メルセデスGPでテスト兼リザーブドライバーに就くという噂はあるが、まだ正式な発表が出ていない。

ハイドフェルドは2000年にプロスト・プジョーからデビューし、その翌年にザウバーへ移籍。ジョーダンとウィリアムズで1シーズンずつ参戦したこともあるが、キャリアの大半をザウバーで過ごしてきた。ポールポジションの獲得や2度のファステストラップを記録したこともあるが、F1での優勝経験は一度もない。最近は、以前チームメイトだったロバート・クビサとともにルノーへの移籍がささやかれていた。また、ミハエル・シューマッハが電撃復帰を果たすまでは、メルセデスGPの正ドライバーの最有力候補と見られていたのだ。

一方、トロ・ロッソからは、ハイメ・アルグエルスアリの残留が正式に発表された。セバスチャン・ブエミと共に、今シーズンも走り続けるのは楽しみだ。

気になるのは、ルノーに1つ残されたレギュラーシートの行方と、財政難で参戦自体が危ぶまれるカンポスの動向だ。オートブログでは、この2点に引き続き注目していくので期待していてほしい。