ミハエル・シューマッハは、去年のバイク事故による首のケガは完治したと発表した。すでに練習を始めている彼は「とても新鮮な気分だ」と話しており、これでF1に復帰に向けて一番の懸念はなくなったと考えていいだろう。

シューマッハは引退時のインタビューで、「フェルナンド・アロンソにタイトルを明け渡した現役最後の2年間は、常に注目されて強いプレッシャーを感じていたが、その状況から抜け出せてほっとした」と語っている。だが2010年のシーズン開幕も数週間後に迫り、彼は新たなプレッシャーを感じているはずだ。

シューマッハは「ドライバー部門とコンストラクター部門のダブルチャンピオンを獲得したい」と話しており、チーム代表のロス・ブラウンも、「もし優勝者を予想して金を賭けるなら私はシューマッハに賭ける」と彼に強い期待をかけているからだ。

しかし、このプレッシャーをはねのけるよう吉報が届いた。以前からシューマッハが希望していたチームメイト、ニコ・ロズベルグのカーナンバーである3番をシューマッハが使用することが決まったのだ。過去、F1年間王者を獲得した際の、カーナンバーは全て奇数。縁起をかつぐわけではないだろうが、シューマッハ自身はとにかく奇数ナンバーにこだわっていた。

2006年シーズン終了後に現役を引退してから3年間のブランクがあったシューマッハだが、首の完治と希望のカーナンバーの取得で、きっと素晴らしい活躍を見せてくれるはずだ。