ジネッタG50EVで英仏海峡トンネルを走るジョン・サーティースの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

ジネッタはイギリスの小さな自動車メーカー。1958年の創業以来、レーシングカーやロードカーを生産し、最近では電気自動車の製造にも乗り出そうとしていた。しかし、その計画は財政難のために頓挫してしまったようだ。

ジネッタはイギリス政府に約2億5000万円の資金拠出を要請していたが、EV車のニーズがあまりにも少なすぎるという理由で却下されてしまったのだ。

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テスラロードスターに似た技術を採用したジネッタG50 EVは、リチウムイオン電池を電源とし、強力な電気モーターで後輪を駆動させる2シータースポーツカータイプの電気自動車となるはずだった。

だがこの画期的な技術は、世間的にはあまり受け入れられなかったようだ。ジネッタのローレンス・トムリンソン会長は「G50EVは私が長年温めてきたプロジェクトだった。我々は走行可能なプロトタイプを製作し、必要な部品も調達していたが、自社の力だけで量産までもっていくには資金面で限界があった。だが我々はG50EVを、単なるスポーツカーではなく、日常的に使用できる車に作り変えることもできる。G50EVは1回の充電で約400キロの走行を可能にしているし、しかも風力で充電できる。これ以上エコな車はないと思う」と語っている。

開発が中止になる車は山ほどあるだろうが、一度の充電で400キロも走るスポーツカーならぜひ、市販化してほしいものだ。