会場には多くのGT-Rが展示されており、各々のチューナーがその技術とセンスを競い合う恰好の素材となっているようだ。
チューニングだけでなくコンプリートカーの製作で有名なトミーカイラのGT-Rは、カーボンファイバーを贅沢に使用した内外装で、独特の存在感を漂わせていた。
ボディには「トミーカイラ・レーシング・スタイル・キット」を装着。リアのオーバーフェンダーはKPGC10型 "ハコスカ" GT-Rへのオマージュか。サスペンションはQUANTAMをベースにトミーカイラが開発したスーパー・スポーツ・サスペンション。20インチのYOKOHAMA AVS MODEL F15(プラチナブラック)にフロント255/40ZR20 リア285/35ZR20のピレリP-ZEROを履く。
エンジンと駆動系はノーマルだが排気系はPREMIUM 01TRというオリジナルのエキゾースト・システムを採用しいてる。
最も印象的なのは深紅のレザーとドライカーボンで彩られたインテリアだ。ノーマルのGT-Rに欠けていると言われていたプレミアム・スーパースポーツに相応しい高級感を感じさせるものとなっている。

かつての「トミーカイラR」はエンジンにまで存分にチューニングの手が入り、500馬力を超えるものさえあった。そのことを知る人の中には、内外装と足回りのみをアップグレードしたこのクルマを「トミーカイラらしくない」と思う人もいるだろう。だがそれだけベースとなる日産GT-Rの性能が上がったのだとも言えるし、あるいは「チューンドGT-R」に人々が求めるものが変わって来たのかも知れない。

今回展示されたクルマに装着されているパーツはすでに販売中のものも多数含まれているが、赤と黒のインテリアについては参考出品だという。またコンプリートカーとして販売する計画もあり、その時にはこの内装も含まれるかも知れないとのことだった。


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