全日本プロドリフト選手権、通称「D1グランプリ」は今年で10周年を迎え、今回の東京オートサロンでも競技車両の展示や参加ドライバーのトークショーなど多数のイベントが開催された。中でも最も人気を集めたのは、やはり「デモラン」だろう。

幕張メッセの西駐車場に特設会場「D1スクェア」が作られ、現役D1選手によるドリフトのデモンストレーション走行が行われた。
会場は狭くて充分なスピードが出せず、ほとんど2速から3速を使うしかないわけだが、それだけに見応えのあるドリフトには高度なテクニックが要求される。各選手は見事なマシンコントロールで、ボディが触れ合うほどの接近戦を見せてくれた。


D1参戦車両から1台紹介しよう。水畑 力選手が乗るHPIシルビアだ。
ベースはS15型日産シルビア。エンジンは2000ccのまま、633.3kw(約850馬力)の最大出力と68.3kgmのトルクを発生する。ボンネットやドアはカーボンファイバー製に交換され、車両重量は1100kgというからパワー・ウエイト・レシオはわずか1.3kg/ps!
例えばこんなマシン、いくらで製作してもらえるのだろうか?
興味本位で担当の方にお訊きしたところ「500万円以上」との答えだった。
もちろんこの仕様では公道走行不可である。

2010年のD1グランプリ開幕戦は3月27日、東京お台場で開催される。
写真ではなかなかその迫力は伝わらないから、興味をお持ちの方はぜひ本戦の会場に足を運んで、エキゾーストノートとタイヤスモークに包まれて欲しい。


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