今回の東京オートサロン、スバルとしては参加していないが、STI(スバルテクニカインターナショナル)が話題のコンプリートカー「R205」を持ち込んだ。
これはスパル・インプレッサ WRX STIをベースに「運動性能および走りの質感を向上させた」STIによるコンプリートカーで、詳しいことは以前お伝えした通り。今回は担当の方にいくつか気になる点を訊いてみた。


Q:まず先代インプレッサをベースにしたコンプリートカーが「S203」「S204」であったのに対し、なぜ今回は「R205」となったか。
A:「S」シリーズは走行性能と同時に快適性を上げたもの。今回はベース車の快適性が先代と比べて上がっているので、快適性はベース車と同様のままで、走りの性能を磨き上げた。

なるほど、確かにS204には1脚約70万円もするという贅沢な専用シートが装備されていた。それに対しR205は競技用ベースとも言える「スペックC」をベースにしているため、標準仕様のインプレッサWRX STIよりむしろ快適装備は劣る。

Q:では現行型でも今後「S」で始まるコンプリートカーが発売される可能性はある?
A:現在具体的な計画があるわけではないが、可能性はある。
Q:R205に装着された専用パーツは、単体で発売しないのか?
A:専用パーツを単体でベース車に取り付けると、壊れる可能性すらある。よってR205オーナーにのみ販売する。
Q:なぜ日本でのみ販売されるのか? 外国でも注目度は高く欲しい人は大勢いるはずだが。
A:日本のスバル販売店の技術力は非常に高いものがあり、それなしにSTIコンプリートカーは維持・整備するのが難しい。また、日本国内であれば何かあったときにすぐにSTIが対処できる。
Q:では購入した後、「普通の」WRX STIと比べて、R205は維持費が高くなる?
A:普通に推奨される距離でオイル等を交換し、法定12ヶ月点検を行っていれば問題ない。ただし例えばブレーキはベース車より大きなものになっているため、交換時に費用が高くなるということはある。

400台限定生産されるこのR205、受注から最初の一週間ですでに100台が売れたという。価格は473万5500円とベース車より100万円(+消費税分)高い。


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