日産ブースに展示されているGT-Rは「NISMOクラブスポーツパッケージ」装着車。これはニスモと日産が共同開発したグレードアップメニューで、日産の車両保証が継続される。
内容は専用サスペンション、専用タイヤ&アルミホイール、カーボンバケットシート、チタンエキゾーストシステム、それにNISMOのエンブレム。取付工賃とセットアップ工賃を含めて500万円を超える金額となる。
担当の方に話を聞くと、このパッケージは性能的にも価格的にも、ノーマルのGT-RとGT-RスペックVの間に位置するとのこと。含まれるパーツの中にはスペックV開発の中で生まれたものもあり、例えばホイールはスペックVと色が違うだけ、シートは表皮が違うだけ、マフラーは出口の形状が違うだけだという。

800万円のクルマに装着するパッケージが500万円以上というのは随分高価な気もするが、スペックVの価格は1500万円以上。ノーマル車を既に手に入れていて、スペックVに買い替えたいけれどちょっと厳しいというオーナーにとっては、妥当な金額に思えるのかも知れない。そもそもこのオートサロンという場は、チューニングに車両本体の何倍もの金額を注ぎ込むことなど当たり前という世界だ。
ただしスペックVにはカーボンセラミックブレーキが装備される上にリアシートを省略するなど更なる軽量化が図られているから、サーキットのラップタイムは価格以上の差となる可能性も否定出来ない。
「NISMOクラブスポーツパッケージ」はすでに2008年発売だが、今回新たにNISMOが開発した「データロガーキット」を利用することで、2010年モデルから装備されたUSB経由でドライビングデータをダウンロードし、ユーザーがパソコン上で自分のドライビングについて多岐に亘って解析することが可能になったという。

日産ブースには他にフェアレディZ Version NISMOが展示されていた。オーテックジャパンが手がけたチューンド・コンプリートカーで、空力とシャシー性能を磨き上げ、エンジン出力は19psアップの355psとなる。価格は6MTが495.6万円、7ATが506.1万円だ。

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