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ポルシェは、他メーカー同様に、欧州で車やトラックを販売するための厳しいCO2排出規制への対応を迫られている。そんな中、イギリスの車専門サイト『Autocar』によると、同社はCO2の排出量を削減する方法の一つとして、ボクスターに新型モデルを誕生させるようだ。ポルシェは新型ボクスターに、より小型のエンジンを搭載し、軽量化を図ったCO2削減モデルを開発するという。

ボクスターの開発責任者、ハンス・ユルゲン・ウォーラーは、『Autocar』の取材に対し、今後このソフトトップのオープンカーに4気筒エンジン、または3気筒ターボエンジンを搭載する考えを明らかにしている。

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小型エンジンは、出力182ps~203psを発揮する一方で、CO2の排出量はたったの180g/kmになるという。ポルシェは年間の販売台数が30万台未満のため、2015年までに平均CO2排出量を120g/kmまで低減させるという排出基準を満たす必要はないが、2006年の数値と比較して25%減を求められることになる。

ただ、ポルシェの株式を過半数所有しているのはフォルクスワーゲン。世界的なメーカーのグループ企業となったポルシェが、年間販売台数30万台未満のメーカーとして認められるのかという問題もある。

もし、ポルシェが現状より厳しい排出基準を課せられ、新型ボクスターがCO2削減を十分に達成できなければ、ポルシェはエンジンの排気量をさらに小さくしていかなければならないかもしれない。

気になる新エンジン搭載ボクスターの販売だが、米国の新燃費規制は欧州ほど厳しくないため、開発されれば米国でも販売されるのではないかと期待がふくらむ。今後の動向に注目したい。