来季、スクーデリア・フェラーリからF1に参戦するアロンソとマッサは、予選からさぞかし素晴らしい結果を残すに違いない。なぜならフェラーリが、F1学校を開けるほどの最新ドライビングシミュレーターが完成させたからだ。

開発に2年が費やされたこのシミュレーターは、高さが5m以上もあり、二階建ての建物を占領するほどの大きさがある。製作には、最新鋭の多目的型戦闘機F-35の制御アルゴリズムなどを開発した会社が協力している。

重さ約200トンにもなる土台の上にはプラットフォームとアクチュエータが設置され、アルミニウムの複合素材で構成されたシミュレーターを支えている。ドライバーは計五つの画面により180度を超える視界が得られ、背景や路面の状況なども確認できるのだ。また、出力3500Wのドルビー7.1チャンネルサラウンドシステムにより、本番さながらの音を体感することも可能となっている。

ところで、このシミュレーターを動かすのに、どのくらいの消費電力を必要とするか予想できるだろうか? なんと、130kWもの電力を消費するのだ。アメリカの一般家庭が一日に消費する電力が平均25kWであることを考えると、これがどれほど膨大な設備かが分かるだろう。

チーム・フェラーリは来期、この新型シミュレーターを駆使して、二人のドライバーに優勝を託すことになる。