アストンマーティンV12ヴァンテージ"カーボンブラック"の高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

これまで販売してきた通常のアストンマーティンが、まるで特別ではないとでも言うように、アストンマーティンは映画『007』のボンドカーとしてもおなじみのDBSと、高性能スポーツカーであるV12ヴァンテージのスペシャルエディションを発表した。"カーボンブラック"という名前からもお分かりの通り、これらのスペシャルエディションが掲げるテーマは"漆黒"だ。

カーボンブラックメタリック塗装が施された車体は、光の当たる加減でその表情を大きく変える。このボディカラーは今回のためだけに調合されたもので、1台に費やされる塗装作業時間は延べ50時間。こうした丁寧な作業は、もちろん値段にも反映されるのだろう。また、ヴァンテージのサイドストレイクにはリアルカーボンが採用され、ブラックメッシュでブラックアウトさせるなど、スペシャルエディションらしい演出も忘れてはいない。





このテーマはインテリアにも適応されている。カーボンファイバー&ケブラー製のシートにはオブシディアンブラックのレザーが施され、存在感を示すシルバーのステッチが美しい。このシートは、標準と比べて17kgの軽量化を実現している。他にも陽極酸化処理が施されたブラックのトレッドプレートや、カーボンをテーマにデザインされた独特のシルプレート、ピアノブラックで仕上げられたインストルメントパネルやセンターコンソールも特徴的だ。

しかし、最近は経済車と呼べる車にもピアノブラックが多用されている。だから欲を言えば、アストンマーティンにはピアノブラックにもう一工夫して差別化を図ってもらいたかった。もちろんそれなりのお金を出して意義を唱えれば、あなただけの特別な加工を施してくれるだろう。

カーボンブラックエディションは、アストンマーティンのディーラーを通して既に受注が開始されているが、最終的な価格は来年発表される予定だ。また生産台数も不明のため、購入意思のある人は何はともあれ銀行へ急いだ方がいいだろう。

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