東京モーターショーで公開された「ロータス・エリーゼ・クラブレーサー」が、いよいよ日本でも発売となった。価格は498万円。わずか36台の限定となる。

幕張で展示されていたエリート・イエローの他、カーボングレー、スカイブルー、オールドイングリッシュホワイトの4色が用意され、内装も同色でコーディネートされる。このカラーはいずれも'60年代にロータスの名車、エリートやエランで使われていた色合いがモチーフとなっており、現行モデルでは通常は選ぶことができない。
カラーリング以外の特別装備としては、6スポークのアロイホイールやシフトレバー、サイドブレーキグリップが、アンスラサイト仕上げと呼ばれるダークグレーの表面処理を施したものになる。
また、標準型エリーゼのシートを軽量マイクロファイバーのクッションパッドでカバーし、ヘッドレストにはクラブレーサー「CR」のロゴが手刺繍された専用シートが付く。


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基本スペックはベースとなったエリーゼSから変更はない。136psのトヨタ製直列4気筒エンジンをミドに積み、ヨコハマAD07LTSタイヤを履く。今のご時世に気になる環境性能は、CO2排出量179g/km、日本の10・15モードより実燃費に近いと言われる欧州複合燃費で7.6リッター/100km(約13.16km/L)と、スポーツカーとしては優秀だ。

エリーゼSの車両本体価格は479万円だから「特別仕様」の追加料金は19万円ということになる。しかし、たったの36台、4色で割れば同じ仕様は日本にわずか9台という希少性に、所有欲を刺激される人も(36人よりは)多いのではないだろうか。
標準型エリーゼSにしてもこの価格で買えるのは実はソリッドの赤と緑色だけで、ボディカラーで個性を主張したいと思えば、メタリックペイント136,500円からプレミアムペイントII 887,250円まで、決して安くない「特色代」が上乗せされることになる。
東京モーターショーで一目惚れした人がすでに何人か予約を入れているそうだから、欲しい人は急いだ方がいいだろう。

残念ながら購入資金の問題から諦めざるを得ない人は(私もその一人だ)、今後また設定されるに違いない新たな限定モデルの登場を待ちながら、取り敢えずはエキシージのリモコンカーで運転のイメージトレーニングをしておいてはいかがだろうか。ロータスの公式サイトにあるウェブストアから53.40ポンド(約7700円)で買うことができる。日本にも発送してもらえるが、送料が62ポンドと本体よりも高くなってしまうのが難点だ。それならついでにクリスマス・プレゼントとしてロータス・テディベア(12.76ポンド=約1850円)を一緒に買うのもいいだろう。送料は変わらないし、奥様や恋人に贈っておけば、将来ロータスを買う時に理解を得やすいかも知れない。