フェラーリには「XX」という驚きの開発プログラムがある。ロードカーとレーシングカーの両方の要素を取り入れているXXモデルの開発にあたり、フェラーリはテストドライバーとしてフェラーリを愛好するリッチな顧客を採用している。彼らは2億円近い金額を払ってでもレーシングカーに乗るという夢の特権を手にしたいのだ。

プログラムは、エンツォをベースに発表されたFXXに始まり、FXXエボルツィーオーネ、GTBフィオラノをベースとした599XXと続いてきた。となると、次に何がくるのだろうか。

既存のラインナップ(および旧モデル)がすべてXXモデルの開発対象になるとすれば、スパイダーやフェラーリ・チャレンジ向けの新しいレースカー、既存のF430 GT2の後継車、装備をすっきりさせた360CSや430スクーデリアの後継車など、今後登場する新しいミッドシップV8エンジンのスポーツカーからも数多くのXXモデルが作られるはず。写真にあるような458XXだって十分にあり得るのだ。こんなラインナップが実現したら、魅力的なこと間違いなしだ。