カナダ・モントリオールでのF1開催が正式に決まった。カナダと北米のサーキットは、バーニー・エクレストンとの契約金交渉がまとまらなかったため、2009年はGPの開催地から外れていた。モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットでF1が開催されなかったのは、ここ30年で初めてのことである。だが今夏の終わりから、2010年の開催復帰に向けて交渉が再開されていたのだ。
当初、5年契約に対するエクレストンの提示額は約141億9000万円。これが交渉により約61億600万円まで減額されたため、ようやく合意に至ったようだ。資金はモントリオール市とケベック州、そしてカナダ政府の三者が分担するという。

政府がこうしたスポーツイベントに対して巨額の資金を提供することに疑問視する声もあるが、ケベック州の財務大臣は、「州の負担が約3億4400万円であっても約8億6000万円の財源になる」と説明。さらに、エクレストンは毎年チケット売り上げの30%を保証するとしている。人気の高いGPレースとあれば、収益面も問題ないだろう。

来季の開催は6月13日が予定されている。一年ぶりのモントリオール開催が楽しみだ。