ハリウッドスターのニコラス・ケイジが、財産管理を任せていた元ビジネス・マネージャーのサミュエル・レヴィン氏に対して訴訟を起こした。訴状は、レヴィン氏の不適切な資産運用アドバイスと、それ対する多額の手数料請求が原因で、約17億3千万円もの損害をこうむったとして賠償を求める内容だ。ニコラスが極度の財政難に陥った背景には、積もり積もった多額のローンや、6億円以上の税金の未払い金が含まれているという。レヴィン氏もニコラスの金遣いに対して言い分があるようだが、話を聞いていても金額のスケールが大きすぎて、一般人にはいまいちピンとこない。レヴィン氏によれば、ニコラスはバハマにある約6億5千万円の島を始め、豪邸15件、ヨット4隻、プライベートジェット機、美術品47点、さらにロールス・ロイス ファントムを9台と、超高額な品を次から次へと購入したという。
何台もスーパーカーを所有しているハリウッドスターは多いが、ファントムを9台も購入するというのは一体どういうことだろう? ニコラス主演の映画『ナショナル・トレジャー』で、巨額の財宝を手にした天才ハッカーのライリーでさえ、見つけた財宝でフェラーリを1台買っただけだ。恐らく、ニコラスはファントムを、自身が所有する島や各国にある豪邸それぞれに置いて、どこにいても乗れるようにしておきたいのだろう。そうは言っても、我々としては、以前から脱税などで何かとお騒がせなニコラスに少しも同情できない。ニコラスがこうむった損害は確かに巨額だが、1本の映画の出演料が損害額と同じ約17億3千万円と言われる彼にとっては、たった1回の映画出演で穴埋め可能な金額だからだ。