米国高速道路交通安全局(NHTSA)は、2004年から2005年に製造されたフォードのミニバン「フリースター」と「マーキュリー・モンテレー」のトランスミッションに多数の欠陥がみられるという報告を受け、調査に乗り出している。
報告によると、何の前触れもなく突然トランスミッションが機能しなくなる例が相次いでいるという。中には、高速走行中に突然故障したという危険度の高い事例も複数あり、特に目立つのは、エンジンが突然大きな音を上げ、車が動かなくなるというものだ。

ネットの掲示板には、トランスミッションの不具合に関する書きこみであふれており、道路の真ん中で立ち往生させられたという、怒り心頭の所有者たちが修理費用として約30万円の支払いを求めている。

これまで顧客からの苦情は654件、保証の請求は2791件が寄せられているが、NHTSAによると、対象車両は20万5000台に上るようだ。調査には一年ほどかかる見込みで、ホイールに動力を伝えるトルクコンバーターやアウトプットシャフトを中心に細かく調べていくとのこと。一方、フォード側は今回の調査に関する公式なコメントをまだ発表していない。