今や世界第二位のPCメーカーとなったエイサーから、フェラーリ公認のノートPCが11月27日に発売される。

「Ferrari One」と名付けられたこのモデルは、いわゆるネットブックとノートPCの中間に位置する「Light Note」とエイサーが呼ぶカテゴリーに属す。ボディ・トップは鮮やかなフェラーリ・レッドに塗られ、中央に跳ね馬の盾型エンブレムが埋め込まれている。デカールやペイントではないあたり実車のフェラーリのフェンダーに付くアレと同様だが、さすがに七宝焼ではないようだ。

底面のゴム足にはタイヤのトレッドパターンを模したという溝が刻まれているが、今年からF1はスリックタイヤになっているのはご存知の通り。まあ机の上がウェット状態になりやすい人には心強いかも知れない。
他にもフェラーリの走行シーンがスクリーンセイバーになっていたり、ログイン時にエンジン音が鳴り響くなどの仕掛けあり。

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PCのスペックについては続きへ。
PCとしてのスペックを挙げると、エンジンCPUはAMDのAthlon 64 X2 L310。
排気量クロック周波数は1.20GHz。チップセットもAMDのM780Gで、ギアボックスグラフィックスはチップセット内蔵のRadeon HD3200。 ちなみにAMDはフェラーリF1の翼端板にロゴが描かれているのでティフォシにはお馴染みだ。
BMWザウバーのスポンサーであるインテルを採用するわけにはいかないのである。

1366×768ドット表示の11.6型ワイド光沢液晶を搭載し、メモリはDDR2の4GB(増設不可)、HDDは320GB。IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、30万画素Webカメラなど一通り装備する。バッテリーは6セル約6時間駆動(省電力モードで約7時間)というから、燃費は意外と良さそうだ。
本体サイズは幅285mm×奥行き204mm×高さ24~30mm。重量1.45kg。往年のF1ファンなら27番のゼッケンを貼付けてみるのもいいかも知れない。
OSは当然のごとくWindows 7 Home Premium。「Macじゃないからいらない」という声も(少数ながら)聞こえてきそうだが、Snow Leopardが動くかどうかは未知数、というか期待薄。

2003年からスクーデリア・フェラーリのチーム・スポンサーとなっているエイサーは、これまでに何度か「フェラーリPC」を発売してきたが、2004年の「Ferrari F3400」、2005年の「Ferrari 4000」、2008年の「Ferrari 1005」等どれも20万円を超える価格で販売されていた。しかし"Light Note"である「Ferrari One 」の予想価格は7万2800円前後と、今までになくお手頃なフェラーリとなりそうだ。ただし本物のカーボンファイバーが採用されていた過去のモデルと違って「カーボン調」のプリントとなる点は値段に免じてご容赦願いたい。

こうなるとASUSが販売していたランボルギーニPCも同価格帯で反撃に出ることを期待したくなる。 70年代のスーパーカー対決がカタチを変えて再び勃発となるか!?