トヨタは数週間前にF1からの撤退を決定したが、ケルンにあるF1ファクトリーではすでに、2010年型のマシンの設計が完成しており、いつでも製造に入れる状態にあるという。

トヨタは現在のところ、F1チームやファクトリーは手放さない意向だが、不思議なことに、2010年に向けて開発したF1マシンのデザインについては、売却を検討しているという。売却先は具体的には決まっていないが、来季からF1に新規参入する4チームの中にはトヨタのCAD設計図(コンピュータを使い3次元で設計された図面)が欲しいチームもあるかもしれない。
参戦の初年度に一からマシンを設計するよりは、トヨタからデザインを買う方が安くつくからだ。 だが、多額の資金を投じたものの、トヨタが一度も優勝できなかったことを考えると、買い手が付くかどうかは定かでない。新チームやトヨタの動向も含めて、ますます気になるところだ。