トヨタ車のリコール問題はマットによるアクセル干渉ということで取りざたしているが、
そもそもの加速やアクセル操作をあの(賛否両論のある)ドライブ・バイ・ワイヤーに変えてしまったら、
安全な運転は可能になるのだろうか。

ドライブ・バイ・ワイヤーの主なメリットとして、
例えばスロットル・バイ・ワイヤーの場合
・アクセルとスロットルをケーブルで結ぶ必要がないためパッケージの自由度が高まる点、
・エンジン特性に合わせてアクセル開度に関係なく効率のよい制御を可能にする点
などがあげられる 。また、自動車側が制御するアクセル開度やラフなブレーキ操作により、ドライバーのテクニックによらずとも燃費の良いクルマを作りだすことも可能になるであろう。


今回、JTEKT制作の、次世代のステアバイワイヤシステムを体験してみたのでお伝えする。
試乗したデモ機の特長としては、
① アクセル、ブレーキ、ステアリング等の位置が体格によって自由に設定できる。
② 緊急時にステアリングを急操作した場合、少しのステアリング操作で大きく回避ステアすることができる。
③ ステアリング操作の操舵力を好みに設定できる。
④ 運転に疲れた場合、自動操縦に切り替えることが出来る。
など、今までのクルマではなしえなかった、次世代自動車のドライブを体感することが可能、とのこと。

しかし、運転中にコンピューターが誤作動し突然ハンドルが重くなるというアクシデントが起こった。デモ機の段階ながらこれが万が一実際の車両で起こるわけにはいかない。 効率の良い運転よりも先に重視すべきは安全性であり、
安全性が未完状態で搭載されるのはやはり懸念点であろう。

続きは、ドライブ・バイ・ワイヤーのもう少し詳しい説明。


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そもそもは、航空機の操縦をケーブルやロッドによる機械的リンクをから電気的な信号に置き換える技術をフライ・バイ・ワイヤーと言い、 その技術を自動車に応用したものがドライブ・バイ・ワイヤーと呼ばれている。
(自動車のシステムとしては、部位別にスロットル・バイ・ワイヤー、ブレーキ・バイ・ワイヤー、ステア・バイ・ワイヤー、 シフト・バイ・ワイヤー等と呼ばれているが、それらを総称してドライブ・バイ・ワイヤーと呼ぶ。)

ドライブ・バイ・ワイヤーの主なメリットとしては 例えば、スロットル・バイ・ワイヤーの場合、アクセルとスロットルを直接ケーブルで結ぶ必要がないため、パッケージの自由度が高まる点。 また、エンジン特性に合わせてアクセル開度に関係なく効率のよい制御を可能にする点などがあげられる。操作方法はこちらに詳しい。
しかしながら、ドライブ・バイ・ワイヤーを搭載した車種による事故が度々起こっているのも事実である。

フライ・バイ・ワイヤーの技術はすでに安全性が確立され、航空機に多数採用されている技術なので、個人的には万が一にも問題が回避できるようなシステムを備えた上での車両への採用を期待しているところだ。