REPORT: BAIC/Koenigsegg may produce Saab 9-5 in China

北京汽車工業(以下、BAIC)は、来年度から「サーブ 9-5」を中国国内で製造することを計画している。BAICはスウェーデンの高級車メーカー、ケーニグセグの株式を取得している中国の自動車メーカーで、2カ月前にケーニグセグが米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のサーブ買収に必要な資金を出資している。

BAICは、この資金援助によってケーニグセグにかなりの影響力を持つこととなり、今後は「サーブ 9-5」を自社ブランドとする可能性も出てきている。いずれにしろ、サーブの中国国内でのシェア拡大に貢献することは間違いないだろう。

サーブCEOは、今年9月に報道陣に対して、中国国内のディーラーを15社から30社に倍増させる意向であると語った。さらに地元での製造にも意欲を示し、「BAICというパートナーを得たことで、中国市場におけるサーブのシェア確立のチャンスが広がった」とも話している。

当面のプランでは、全車両を中国に輸入し、上海GMのネットワークを利用して販売するようだ。今のところサーブの販売数は伸び悩んでいるが、BAICのテコ入れがあれば、中国の膨大な自動車市場に食い込むことができると予想されている。ますます世界に影響力を持ち始めた中国の動向も含めて、今後が注目される。