NHTSA releases new info about crash that prompted Toyota floormat recall

今年8月にカリフォルニア州のサンディエゴ郊外で起きた、レクサスES350の死亡事故。フロアマットがアクセルペダルに引っかかり、時速160キロ以上のスピードで道路の柵に激突、車が炎上したこの事故で、カリフォルニア州の高速警察隊員だったマーク・セイラー氏とその家族3人が命を落とした。この事故をうけトヨタは史上最大のリコールを行うこととなったが、さらなる調査によって新しい事実の数々が分かってきた。

そもそも、問題のフロアマットはES350用のものではなく、RX400h用だったことが判明した(当時、セイラー隊員は自身の車をディーラーに預けており、事故を起こしたES350は代車だった)。そのマットは標準マットよりサイズがやや長く、分厚い全天候型マットだったのだ。

また、新たな事故原因の一つとして、ES350のペダルの形状が指摘されている。米高速道路交通安全局(NHSTA)は、踏み込んだアクセルペダルが引っかかり、戻らなくなる構造であることを突き止めている。

さらに最新調査では、レクサスESのブレーキシステムはアクセルが全開になると、ブレーキを踏む力を補助するシステムが弱まってしまうことも分かっている。

NHSTAの報告書によると、ブレーキパッドの破片に加え、ローターは熱によって変色しており、表面には削れた跡が見られたとのこと。ブレーキの制動力が弱まったことで、過剰にブレーキを使用しなくてはならなくなり、冷却用フィンがオレンジ色に酸化していたとも伝えられている。

さらに、レクサスはプッシュボタン式のスタートであるため、ドライバーはエンジンを止めるためには3秒間、スタートボタンを押し続けなければならない。だが、セイラー隊員は代車に乗る際にこのことを知らされていなかった。事故原因の調査は依然として、サンディエゴ保安官事務所の主導で進められている。最新情報が分かり次第またお伝えするが、今回の惨事はいくつかの欠陥と問題が重なり合って起きてしまったようだ。



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