ケータハムは1台の新発表車を含む、計3台の「セブン」を出展。
白いボディに赤いストライプが入った「ロードスポーツ200」はフォード製1.6リッターのシグマ・エンジンを搭載。400万円を切る価格とシンプルな構成で、いわば入門用としての位置づけのようです。
ブルーに塗られたスーパーライトは辛口モデル。必要のないコンポーネントはすべて取払い、カーボンファイバーを用いることで車重わずか515kgを達成。エンジンはフォード・デュラテック2.0リッター、175psを発生。
一番の注目はワールドプレミアとなるオレンジ色のCSR。この最新鋭のスーパーセブンは広げられたトレッドと四輪独立懸架、特にフロントサスペンションはF1スタイルのインボード・プッシュロッド・ダブルウィッシュボーンとなりハイスピードのコーナリングを実現します。

ちなみに「スーパーライトは街中では乗りたくない」とインポーターの方の言葉。最もスパルタンな乗り心地 でもはや完全にサーキット向けだそうです。ヒーターもありません。オプションの排気管に交換すればさらなるパワーアップも可能とか。それでも街で乗りたい というエンスーな方のために、通常のウインド・スクリーンとワイパーの取り付けも用意されています。



ロードスポーツ200は入門用という位置づけとはいえ550kgの超軽量な車重に120psのエンジンを積んだ結果、パワー・ウエイト・レシオは4.58kg/psとなっており、これで充分という人も多いでしょう。もし足りなければスーパーライトと同じ2.0リッターエンジンを積んだ「ロードスポーツ300」もあります。シートは布製、革製、合成素材のバケットシートが選択可能、ノーズコーンやフェンダーのカラーバリエーションも豊富に用意されているので、自分好みに仕上げる楽しみも味わえそうです。



CSRはダッシュボードのデザインからして他のグレードと違って豪華。これまでのセブンはトグルスイッチでウインカーを出して、自分で戻さなければなりませんでしたが、CSRはスーパーセブンなのに、何とウインカーレバー付き!
新しいサスペンションと25%アップしたシャシー剛性から、乗り心地も良好だそうです。「乗っていて楽な、グランツーリスモ的な方向」とのこと。無論その分、価格も高めな方向ですが。

500kg台という軽さを誇るセブン一族ですが、燃費はロードスポーツ200で6~8km/lと、車重を考えると思ったほど良くないような。訊いてみるとこれは環境対応のためだとか。CO2排出量のことも考え、しかしパワーとレスポンスは落としたくない。そうすると前述の数字になってしまうそうです。
社長のアンサー・アリ氏によると、ケータハムはEVやハイブリッドの研究もしているそうで、動力源が変わっても「パワー、性能、情熱、ドライビングの喜びを失うことはない(プレス・ブリーフィングから)」。また、「将来、排気ガスゼロのレースが開催されるだろう」とのこと。

EVなら必ず懸念事項として挙げられる航続距離の問題も、セブンならさほど考えなくてもよいかも知れません。バッテリーがなくなる前に乗る人間がもたなくなるでしょうから。
プレスリリース(英文)はこちらから。

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