三菱のコンセプトPX-MiEVは四輪駆動SUVのプラグイン・ハイブリッドカー。
前輪と後輪を駆動するモーター2個に加え、高速域で前輪駆動をアシストしたり、発電機としても作動する1.6リッターエンジンを搭載。
通常は前輪モーターのみによって駆動し、悪路では自動的に後輪モーターがアシストして4WDになります。 ガソリンエンジンは主に発電機として使うため、燃費は50km/l。
発電しながら走行する「シリーズ・ハイブリッド・モード」と、モーターとエンジンの両方を駆動に使う「パラレル・ハイブリッド・モード」の双方を備えているのが特徴で、家庭のコンセントからも充電可能となっています。 外観は無駄な装飾を廃し万一の衝突の時に人への対衝撃性を低減。内装に使われる樹脂素材は植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」を用いるなど、従来のSUVとは一線を画した人にも環境にも優しいSUVを目指す姿勢が伝わってきます。

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PX-MiEVのようなハイブリッドSUVは、従来の内燃機関だけを搭載するSUVと比べると利点が多いのは、四駆化しても重量があまり増えず、構造も簡単にすることが可能だから。
誰しもが一瞬思う「これはずばり、新世代のパジェロなのか?」との質問には、 三菱のブースの回答は「これも考えられる次世代パジェロの1つにしか過ぎない」とのこと。 PX-MiEVでパリダカを目指す計画は、今のところ予定なし、ということですね。

目を引く特殊な高輝度の塗装は単純なシルバーではなく、白色照明を分光スペクトルのように虹色の反射する不思議な輝き。これは金属を配合した塗料でクリアが非常に薄く吹かれているため(厚く吹くと普通のシルバーになってしまうそう)に傷がつきやすいそう。初日にしてすでに傷を発見して落胆していた三菱の方の説明なので間違いないでしょう。やはり市販車での採用はまだ難しいとのこと。 上部が途切れたステアリングホイールは、なぜか飛行機の操縦桿を模したものだそうで、当然実用的ではないとのこと。

せっかくだったら細部まで、地に足が着いたSUVを目指した方が良かった気がします。




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