REPORT: Honda closing European design office in Germany

ホンダが2008年に発表したオープン・スタディ・モデルの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

自動車設計業界に衝撃が走った。ホンダがヨーロッパにあるデザインスタジオの閉鎖に踏み切ったのだ。閉鎖が決まったのはドイツのフランクフルト郊外オッフェンバッハにある「ホンダR&Dヨーロッパ(ドイッチェランド)」のデザインスタジオ。ちなみに同施設内のデザイン部門以外の研究・開発部門は、業務を継続するということだ。

オッフェンバッハのデザインスタジオは2階建てで、建物の面積は3000平方メートル。1992年の設立当初から、ホンダのさまざまな自動車や二輪車のデザインに携わってきた。2008年のロンドンモーターショーで発表されたオープン・スタディ・モデルもその1つだ。

閉鎖の背景には、昨今の厳しい経済状況がある。ホンダはここ最近、全社を挙げてコスト削減に取り組んでおり、大規模なモーターショーへの参加取りやめ、F1チームの売却(ブラウンGPとして新たに誕生したチームは現在チャンピオンシップのトップを走っている)、さらには工場の一時的な操業停止にも踏み切っている。そして今回、ドイツのデザインスタジオの閉鎖に至ったというわけだ。

二輪車のデザイン部門についてはイタリアにあるデザインスタジオへ移転する可能性が高いが、自動車に関してはまだ何も分かっていない。スタジオ閉鎖後の従業員の今後についてもまだ不透明だ。

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