Fiat unveils rally-spec Abarth 500 R3T in San Remo

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フィアットを主に手掛けていたイタリアのチューニングメーカー、アバルトは小さなブランドでありながら、フィアットグループの傘下に入ってからも、その卓越した手腕でフィアット車に限りない魅力を吹き込んできた。

現在は、フィアットのレーシング活動もサポートしており、インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ(IRC)に初参加した年に、タイトルを受賞するという快挙を成し遂げている。その後、グランデプント・アバルト(最高出力157ps)やアバルト・グランデプントSS(182ps)がフィアットのラインナップの1つとして生産されている。

アバルトのサソリのエンブレムが光るフィアット500が50年ぶりに復活してからというもの、アバルトの活躍は留まるところを知らない。最高出力135psのアバルト500がデビューを飾ると、特別限定車に続き、162psにパワーアップするEsse Esseキットを発売。その後も、203psを誇るアバルト500・アセット・コルセが限定モデルを完売させる人気を見せつけた。先日のフランクフルトモーターショーではアバルト695 トリビュートフェラーリを発表。もちろん手掛けた車はこれだけではなく、これから発売予定のアバルトもまだまだ控えているという。そして、今回紹介するのは、ラリー用に開発された「アバルト500 R3T」だ。

1928年から開催されているサンレモラリーに参戦するため製造されたこの車は、排気量1600cc以下のターボ車が条件であるグループ「R3T」クラスに属する。エンジンは1368cc直4ターボが搭載され、最大出力182psを実現。ターボチャージャーにはギャレット製の「GT1446」ジオメトリーターボが採用された。さらに6速シーケンシャルトランスミッションやツインクラッチ、OZ製17インチのホイール、車高調節可能なサスペンション、ブレンボ製のディスクブレーキが装備されている。また室内にはロールケージ、FIAの規定に準ずるバケットシート、6点式シートベルトが導入された。乾燥重量は1080kgとなる模様だ。

アバルト500 R3Tは9月25日に開催されたサンレモラリーでお披露目された。アバルトは、このラリーにおいて過去3回の出場中、2度の優勝を収めている。もっと詳しく知りたい方はプレスリリース(英語)を参照してほしい。もちろん、高解像度ギャラリーの写真もお見逃しなく!

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