フィアットは、自然を愛しアウトドアを好む人たちに向けたモデル「QUBO Trekking(クーボ・トレッキング)」を発表した。
クーボは商用車であるフィオリーノから派生した「フリースペース」と呼ばれる種類のクルマで、コンパクトな車体の左右にはスライド式の後部ドアを備えてい る。荷室は通常時では330リッターに過ぎないが、パーセルシェルフを外せば650リッター、さらに後部座席と助手席をたためばクラス最大の2500リッ ターとなる。
今回発表された「トレッキング」は普通のクーボよりアウトドア指向ということで、アンダーガードを備えた特製のフロント・バンパーを装備し、車高を20mm上げてある。

機能の面で注目なのは「トラクション+」というシステムだ。これはESPの進化したもので、滑りやすい路面や悪路で適切にブレーキを制御することでセルフ ロッキング・デフの代わりになり、走破性を高めるというもの。四輪駆動システムに比べて安く、また重量増加にならないので燃費もいい。

リアハッチこそ観音開きではないが、要するにこれはルノー・カングーみたいなクルマである。
新型になってかなり大きくなってしまったカングーだけれど、旧型は日本でもかなり売れていたようなので、クーボも日本に輸入すれば成功するのではないだろうか。
普通のクーボでは魅力が乏しいのも事実だが、このトレッキングなら、RAV4もCR-Vも大きくなっしまった今、コンパクトなライト・クロカンを求めている人たちにもアピールしそうだ。普段の街乗りから休日のちょっとしたアウトドア・レジャーにまで幅広く使えるだろう。

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