REPORT: BMW M5 dropping V10 for turbo V8

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BMWのスーパーセダン「M5」は、"5シリーズ"と呼ばれ長年愛されている。その初期モデルに搭載されていた直列6気筒エンジンは、滑らかでパワフルな走りが魅力だった。だが、年月を経て時代遅れとなったエンジンは、後継モデルのE39系で405psを生み出すV8へ変更され、現行のM5ではさらに威力を発揮するV10へ置き替えられている。これは、現行モデルの驚異的な出力アップと、新たに搭載された「Mダイナミック・モード」での走りを楽しむための変更であった。

V10は当然パワフルだが、その出力ゆえCO2排出量や燃費の点に問題があり、BMWはこのエンジンを他の車種に積極的に採用していない。そんなこともあり、次世代M5のエンジンは恐らくV8へ変更されると見られている。V8を搭載しているアウディ「RS6」やキャデラック「CTS-V」でも十分なパワーを示しているのだから、M5でも問題ないだろう。

実は、この次世代M5のエンジンに関しては、以前から噂が飛び交っていた。昨年5月にV8が搭載されるという情報があったかと思えば、ごく最近では、V10のツインターボになるという憶測もあった。そんな中、このたびオンライン車情報誌『Inside Line』は、BMWの内部情報をもとに、次世代M5にはV8の搭載が確実だとレポートしている。それも、詳細は明かされていないものの、「X5 M」と「X6 M」に初搭載された4.4リッターV8ターボチャージへの変更が最も有力な線だという。このエンジンは出力555ps、トルク60.3Kgmを誇り、スーパーセダンの名に恥じないパワーを発揮する。

来年明らかになるこの新型5シリーズは、装いが新たになるだけではなく、エンジンも一新されることだろう。直列6気筒では不十分、V10では度を越していたエンジンがV8になることで、絶妙なモデルに生まれ変わるに違いない。

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