REPORT: High-tech muffler speakers make diesel engine sound sporty, cut noise levels by 20 dB

このほど、ドイツのエバースペッシャー社が、電子工学のアプローチからエンジン音を和らげる技術を開発した。エキゾーストや排熱システムの部品メーカーである同社によると、この技術によって、ディーゼル車のエンジン音がスポーツカーに近いサウンドに改良できるという。また、静かすぎて危険だといわれるハイブリッド車やEV車にも、歩行者に聞こえるような走行音を付けることが可能になるそうだ。

消音効果は現在、フラップやダンパー、音響材などのパーツでメカニカルに処理するのが主流だが、エバースペッシャーは、専用ECU(コンピューターによる制御装置)を用いて耳障りな周波数に音波をかぶせてしまうという、ユニークな処理法を編み出した。これは、ノイズキャンセラ搭載のヘッドフォンなどに使われるプロセスに近いもの。白色ノイズをぶつけることにより、新しいエンジン音を創り出すことができるという。

  この技術はクールなエンジン音を演出するだけではない。現行の消音装置であるマフラーの大きさを縮小することができるため車体が軽くなり、様々なコスト削減にもつながるのだ。また、歩行者にとって音が静かすぎて危険だとされるハイブリッド車やEV車の走行音問題も、このシステムを応用することで改善されそうだ。