Mazda MX-5 Superlight leaked ahead of Frankfurt

Mazda MX-5 Superlight versionの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

様々なコンセプトカーが世に送り出されるたび、我々は「ハンドルを握ってみたい」などと口にする。しかし、今年のフランクフルトモーターショーに出展されるMazda MX-5 Superlight versionを見た瞬間に出たコメントは、「これを作ってみたい!」だった。

2人乗り小型オープンスポーツカーであるMazda MX-5(日本名:ユーノスロードスター)は、1989年にデビュー。今回のMazda MX-5 Superlight versionは、その誕生20周年を記念して、ドイツのフランクフルト近郊にあるマツダのデザインセンターでデザインされたものだ。マツダの軽量化技術が駆使されているのが最大の特徴で、車両重量は995kgにまで抑えられた。

Mazda MX-5 Superlight versionは昨年マイナーチェンジが施されたロードスターをベースに、フロントガラス、格納式ルーフ、Aピラーがすべて取り外されていることが外観的な特徴だ。そしてボンネットと同色のアルミが後部にまで使用されており、同じくアルミでできた広角のバックミラーがセンターに設置されている。また、ヘッドレスト後部には、LEDのブレーキランプが取り付けられたロールオーバー・バーがしっかりと固定されている。

無駄なものが一切排除された室内には、遮音材やフロアマット、さらには空調システムも存在しない。その代わり、ステアリングホイールやレーシング仕様となるカーボンファイバー製バケットシート、アームレスト、アルミシフトレバー、ハンドブレーキはすべて同一のブラウンレザーで統一し、落ち着いた雰囲気に仕上がっている。ダッシュボードにはグラスファイバーで補強されたプラスチックが用いられ、現行の5連メーターデザインの隣にはエンジンスタートボタンが追加された。搭載されているエンジンは、標準モデルの1.8リッター4気筒エンジンで、最高出力は128ps、最大トルクは17kgm。そしてマツダスピードのエアインテークとエキゾーストシステムが装備されている。しかし、徹底した軽量化が効果を発揮し、0-100km/hは8.9秒となった。

足回りについては、大型の4ピストンキャリパーを含んだディスクブレーキシステムを採用しているため、車輪の幅は50mm広がり、ビルシュタインのサスペンションを用いたことで車高は30mm低くなった。また、アイバッハのアンチロールバーがフロントとリアに装備され、タイヤは現行モデルでも使用されている205/45の17インチを装着する。

マツダのチーフデザイナーであるPeter Birtwhistle氏は、昔から、Mazda MX-5に思い切ったデザインを施すのが夢だったという。「車両の軽量化は、開発において今や非常に重要な要素となっているため、Mazda MX-5 Superlight versionはまさにうってつけだ」と語った。その言葉通り、Mazda MX-5 Superlight versionは満を持した登場だと言えるだろう。早く実物をこの目で見たいものだ。

Related Gallery:SugarSync